『よくみて よくきき かんがえる』 |
幼児期の子どもたちは、身の回りの様々な環境(人・物・時間)と関わる中で学びを深めて成長します。また、私たち人間の五感(味覚・嗅覚・触覚・視覚・聴覚)や感性は、6歳頃までに約 80%が発達し終わるといわれています(幼児期の教育ってけっこう大事なんです)。 こうした背景を踏まえて、小鳩幼稚園では、「よくみて よくきき かんがえる」をコンセプトに保育を行っています。 |
よくみて よくきく |
まず、「よくみて よくきく」ですが、子どもたちは日々の園生活で様々なものに触れ合い、それを目で見て耳で聞きます。もちろん、時には触ったりにおいを嗅いだりして「これは何かな?」 「どういうことかな?」と見聞きすることだってあります。こうした、子ども自身の気付きや発見、体験や経験が、少しずつ、子どもの“興味”や“関心”を膨らませていきます。 さらに、小鳩幼稚園では“心”で見聞きすることも大切にしています。これはいわゆる相手を 「慮る(おもんばかる)」「察する」ということです。例えば、相手の表情や声色から、相手の 気持ちや感情にまで思いを馳せるということです。本園では、“心”を大切にすることで、子ど もたちの“協働性”や“社会性”を育みます。 |
かんがえる |
つぎに、「かんがえる」についてです。子どもたちは「よくみて よくきく」ことで“興味・ 関心”や“協働性”を育みます。しかし、ここで終わってしまってはもったいないのです。 本園では、“興味・関心”や“協働性”を育む先に、“主体性”の獲得を見据えています。 主体性とは、「自分の意志や判断によって行動しようとすること」であり、これからの時代を 生きる子どもたちにとって非常に大切な力だと、今、世界中で注目されています。 子どもたちが、園生活を通して物事に興味・関心を持ち、友達や先生と力を合わせて活動する中で、自ら考えて行動できるよう、一体的な保育を行っていきます。 |
幼児教育の専門性
本園は、園長、担任、支援教諭、栄養士、 すべての保育者がすべての子どもを見守ります。
教員は、全員、幼稚園教諭一種または二種免許状を有し日々の教育に携わっています。 一人ひとりの子どもに何が育っているの か、子どもの育ちを読み取る力こそが、保育 者の専門性だと思います。 さらなるスキル アップのため園内外の研修に積極的に参加 し、子ども達への教育がより充実したものになるよう努力しています。 中には小学校、中学校、高校の教員免許を 持つものもいます。小学校以降との接続を意 識し、人生の土台となる幼稚園教育が途切れ ることなく生涯に渡って繋がっていくよう、 日々子ども達と向き合っていきたいと思います。 |
本園は研究指定園です
「公益財団法人 幼少年教育研究所」
「日経連事業団体」 「私立幼稚園経営者懇談会」
今、子どもがおかれている状況はめ まぐるしく変化しています。 必要とされる教育や親への支援も過 渡期にあります。 本園では、第一線に立つ保育者自身 が、全国から集まってくる情報をいち 早く受けとめ、現場の教育に役立てる ため日々、研鑽しています。幼少年教 育研究所で考えられた教材(ステップブ ック)も遊びに取り入れています。 |